ここではC、C++、それに伴うOSの勉強に適当だと思われる良書を紹介していきたいと思います。といっても私の感性はかなり偏っているらしいので皆様からの推薦をお待ちしております。掲示板に書きこむか、私宛までメールにてお願いします。
とりあえずは私の推薦書だけですが、本のあたりはずれは身にしみてますのでとりあえず下記に悪書は無いと思います、多分.....
あと他にも、HOMEの方の書籍紹介でもジャンルを問わずいくつか本の紹介をしていますのでご参照ください。
題名 | 新・C言語入門 シニア編 C言語実用シリーズ・・・・2 |
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著者 | 林 晴比古 |
出版社 | ソフトバンク |
価格 | 2,330円 + 税 |
ISBN | ISBN4-89052-220-4 |
寸評 |
手前味噌ですが、私がC言語を勉強したときの本です。結構昔の本ですが今でも時々書店で見かけます。現在刊行されているのは何回か改定されたもののはずです。 3冊構成の2冊目なのですが、1冊目(ビギナー編)は完全に導入ですから別の入門書でもかまいませんし、3冊目(応用編)はNECのPC9801シリーズべったりのハードウェア寄りの本なので不要でしょう。 このシニア編はC言語の本としては大変よく整理されており大変使いやすいです。純粋にANSI-Cの説明に終始しておりOS依存部分がほとんど無く、説明も細かくわかりやすいです。私は未だに手放せずにいます。適当な書籍でなんとなくプログラムは書けるようになったという方、是非一読してあいまいだったC言語の仕様を正確なものにしてください。まずCの文法を完全に覚えないとC++へはステップアップできません。 |
推薦 | Ryuz |
題名 | アスキーラーニングシステム 「入門C言語」 「実習C言語」 「応用C言語」 改訂新版 |
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著者 | 三田 典玄 |
出版社 | アスキー出版局 |
価格 | 1,553円 + 税 (入門) 1,845円 + 税 (実習) 2,233円 + 税 (応用) |
ISBN | ISBN4-7561-0054-6 (入門) ISBN4-7561-0055-4 (実習) ISBN4-7561-0056-2 (応用) |
寸評 | アスキー出版局から出ている3冊構成の本です。ラーニングシステムはC言語以外にもいくつか出ており、いずれもベストセラーとなっています。比較的古い時代にCをはじめた人にとってはおなじみの本でしょう。最近でもこれと同じ物が改訂を重ねて出ているようですのでよろしければ本屋さんでさがしてみてください。ソフトバンクの「新・C言語入門」がDOS(特にPC-9801)を基本にしているのに対し、こちらはUNIX等も含めて一般的にかかれているようです。 |
推薦 | Ryuz |
題名 | ANSI C言語大辞典 |
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著者 | マーク・ウィリアムズ社 編 坂本 文/今泉 貴史 監訳 |
出版社 | パーソナルメディア |
価格 | 4,000円 + 税 |
ISBN | ISBN4-89362-070-3 |
推薦 | Yosshi- さん |
題名 | login: UNIX Cシステムプログラミング入門 |
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著者 | 河野 清尊 著 |
出版社 | オーム社 |
価格 | 2,000円 + 税 |
ISBN | ISBN4-274-06034-9 |
推薦 | Yosshi- さん |
題名 | CユーザーのためのC++入門 |
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著者 | 工藤 智行 |
出版社 | 技術評論者 |
価格 | 2,136円 + 税 |
ISBN | ISBN4-87408-520-2 |
寸評 | 月刊誌SoftwareDesign1991/11から1992/2までの連載をまとめたものということですが大変良い本だと思います。まだC++仕様が初期の頃の本で、C++ → Cのコンバーターが世に出まわっていた時代のものです。よって当然ですが例外処理やSTL、というかテンプレートも説明はありません。逆にC++をCに変換した際の例なども出てきますのでCさえしっかり押さえておけば逆に分かりやすいでしょう。C++の言語仕様をしっかりと押さえてくれています。ただ、言語仕様をいくら覚えても使いこなせないのがC++の怖いところです。しかしはまず最初の一歩としてお勧めの一冊です。 |
推薦 | Ryuz |
題名 | C言語による 最新 アルゴリズム事典 |
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著者 | 奥村 晴彦 |
出版社 | 技術評論社 |
価格 | 2,330円 + 税 |
ISBN | ISBN4-87408-414-1 |
寸評 |
昔の本なんでちっとも「最新」ではありませんが、なかなか面白い本です。雑学として一通りの技法を名前と概略だけ知っておこうというのに大変役に立ちます。一種の作法なんでテーブルマナーみたいなものかも、知っていればいざというときに恥を掻かずに済みますし、場合によってはハッタリにも使えます(笑)。 逆にこの本では配列、リスト、木、ハッシュ、バッファなどの基本的なものも適当にしか扱っていません。STLに入ってるようなデータ構造やアルゴリズムは基本ですので、そのあたりはきちんと別の本で勉強しましょう。 |
推薦 | Ryuz |