何のことは無い、私が気に入ってる本のリストです。
時々友人などから、「○○を勉強したいんだけど何か良い本ない?」などといった質問をされますのでちょっとリストを作ってみました。このページに興味がある方で資料をお探しの方が居られれば多少は参考になるかもしれません(もっとも中級者以上の方には釈迦に説法ですが...)。以前 ITRON関係の本をISBN付けずに注文したら「そんな本存在しません」といわれてしまって苦労したことがあるのでISBNも付けてます。
ここにある本は全て私が実際に読んで使った上で良かったと思う物を幾つか見繕った物です(よってかなり主観が入ってるかも)。
書籍名 | ITRON標準ガイドブック2 |
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著者 | 坂村 健 監修 |
出版社 | パーソナルメディア |
ISBN | 4-89362-133-5 |
価格 | 3,500円 + 税 |
寸評 | ITRONの仕様書としては標準ハンドブックの類が同社から出版されていますが、始めてITRONに触れる方にはまずお勧めの一冊です。ITRONとは何か、どうして必要なのか、どこが便利なのかなどが具体的な応用例も含めて分かりやすく説明されています。 |
書籍名 | μITRON3.0 標準ハンドブック 改訂新版 |
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著者 | 坂村 健 監修 |
出版社 | パーソナルメディア |
ISBN | 4-89362-154-8 |
価格 | 4,000円 + 税 |
寸評 | μITRON3.0の仕様書です。私のHOSもこの本を元に作製しています。OSを利用する場合にも大変役に立ちますので μITRON3.0 を利用される方には手元に一冊欲しいところです。英語版に関してはITRONのホームページから無料でダウンロードできるようです。 |
書籍名 | ITRON・μITRON標準ハンドブック |
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著者 | 坂村 健 監修 |
出版社 | パーソナルメディア |
ISBN | 4-89362-079-7 |
価格 | 4,800円 + 税 |
寸評 | ITRON2.0の仕様書です。現時点でもっとも大規模なITRONでしょうか。買うだけ買って全然使ってないんですが、μの付かないITRONの本ということで (^^; |
書籍名 | インターフェース 1998年12月号 特集 基礎から学ぶスケジューリング技術入門 |
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出版社 | CQ出版社 |
価格 | 752円 + 税 |
寸評 | ITRON関連の本ではないのですが、RTOSについて大変詳しく書かれています。スケジューリングについての本は大変少ないですので是非ともお勧めです。しばらくはバックナンバーも手に入るとおもいます。もっともCQ出版社は在庫切れの雑誌のコピーサービスも扱っておられますので、いざと言うときは有り難いです。 |
書籍名 | Z80ファミリ・ハンドブック |
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著者 | 額田 忠之 |
出版社 | CQ出版社 |
ISBN | 4-7898-3470-0 |
価格 | 1,903円 + 税 |
寸評 | Z80のマシン語と周辺LSI(PIO,SIO,CTC,DMA)の使い方を説明したものです。この手の資料はあちこちにありますがこの本では一冊に必要なことがまとまっていますので手元に置いておくと大変便利です。サンプルプログラムが多いのも助かります。 |
書籍名 | 8086ファミリ・ハンドブック |
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著者 | 相沢 一石 |
出版社 | CQ出版社 |
ISBN | 4-7898-3165-5 |
価格 | 1,748円 + 税 |
寸評 | Z80ファミリハンドブックと同じシリーズですが著者が異なり比較的薄い本です。86系のマシン語の説明と周辺LSI(8251,8253,5255,8259)の説明があります。86に関してはトラ技などを始めどこにでも資料はあるのですが一冊にまとまっているという点では便利です。 |
書籍名 | PC-9801スーパーテクニック |
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著者 | 小高輝真・清水和文・速見祐 |
出版社 | アスキー出版局 |
ISBN | 4-7561-0106-2 |
価格 | 4,078円 + 税 |
寸評 | テクニカルデータブックは基本ですが、こちらは即実践用のアイテムです。98のハードウェアについてプログラム方法も含めて痒いところをしっかり押さえています。BIOSやDOSのワークエリアの説明もありますし、98のハードで遊ぶなら必携のアイテムでしょう。 |
書籍名 | ザ80386ブック |
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著者 | Ross P. Nelson 著 富士ソフトウェア教育出版部 訳 |
出版社 | 富士ソフトウェア |
ISBN | 4-938455-07-2 |
価格 | 3,000円 + 税 |
寸評 | 私が386を勉強したときの本です。続編で486版が出版されていることまでは確認していますがそれとて昔のことなのでよく分かりません(私が中学か高校の頃なんで)。まだ手に入るのだろうか?。 386のプロテクトモードについて詳しく書かれています。訳者もかなり詳しい方と見えて分かり難い部分や原文の不適切な部分にきちんと解説が挿入されています。 |
書籍名 | 改訂新版 マクロアセンブラ プログラミング入門 改訂新版 |
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著者 | 吉川 敏則 |
出版社 | 技術評論社 |
ISBN | 4-87408-514-8 |
価格 | 2,816円 + 税 |
寸評 | MASM6.0対応のアセンブラの本です。比較的珍しいアセンブラ自体の解説書です。あまり使いやすいとは思わないのですがMASMやTASMでプログラミングするときは手元にあると役に立ちます。 |
書籍名 | プログラミング Windows Version 3.1 |
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著者 | Charles Petzold 著 マイクロソフト株式会社 監訳 エーピーラボ・長尾高弘 訳 |
出版社 | アスキー出版局 |
ISBN | 4-7561-0172-0 |
価格 | 7,961円 + 税 |
寸評 | 通称「ペトゾルド本」で通っているWindowsプログラマのバイブル。私もこれからWindowsの勉強を始めました。Windows95用には下にある「プログラミングWindows95」がでていますのでこちらの方が良いでしょう。ただしハード制御などで Windows3.1を利用している方などは割り込みやDLLの説明があるためまだまだ需要のある一冊ではないでしょうか。 |
書籍名 | プログラミング Windows Version 95 |
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著者 | Charles Petzold 著 マイクロソフト株式会社 監訳 エーピーラボ・長尾高弘 訳 |
出版社 | アスキー出版局 Microsoft Press |
ISBN | 4-7561-1717-1 |
価格 | 8,800円 + 税 |
寸評 | 「Win95版ペトゾルド本」です。ただしWindowsの基礎的な部分に関しては3.1よりも省略されているように思います(まあ、OS自身がすっきりしましたから)。3.1版よりも分厚い本でコモンコントロール、マルチタスク、OLEなどの説明が追加されています。Win95プログラミングの入り口としては最適でしょう、これさえ読んでしまえば後はSDKだけで何とでもなります。 |
書籍名 | Visual C++ MFC4 プログラミング |
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著者 | Mike Blaszczak 著 スリーエーシステムズ 訳 柏原 正三 監修 |
出版社 | 翔泳社 |
ISBN | 4-88135-478-7 |
価格 | 8,000円 + 税 |
寸評 | Visual-C++ 4.0 向けのMFCの本です。Visual-C++のMFCのヘルプを補強する形で一歩踏み込んだ説明が魅力です。私も目下勉強中。MFC奥が深い。 |